何だかよく判らないけど、アメコミを実写にした映画が公開されるって聞いてはいたの。
ただ、身辺が慌しくなって映画を観に行く気力が沸かなかったんで下調べをしてなかった。
そんな多忙も一段落ついた数日前、映画鑑賞仲間の師匠のお誘いを受けて…。
ふふ〜っ、都合を訊いたら「水曜で」だったんで「万歳!レディス・ディ!」とばかりにOKさせて頂いちゃった(^-^)ノ
監督は「デスペラード」でおなじみのロバート=ロドリゲスとアメコミ界の大御所フランク=ミラー。で、面白いモノには目がない(笑)タランティーノが特別監督さんに!
出演者も豪快に、ブルース=ウィリス ミッキー=ローク クライヴ=オーウェン イライジャ=ウッドなどがわらわらと〜。
で、私はイライジャを見に。
食人男ケビン……メガネのインテリ坊ちゃん風(脱・ホビットしたのに、針ポタ君激似)。でも、狼男さながらのアクションでヒーローに向かってくるこわ〜い兄ちゃんでした(…)
そして、ブルースとクライヴは素だったけど、ミッキーは特殊メイクで誰だか判らん変身で。
さて、そんな映画『SIN CITY』中身は、SIN(罪)CITYと呼ばれる街に住む3人の男をヒーローに、3つのエピソードで出来てるの。
アメコミって言うと、人間の男が何かの原因で変身しちゃって、悩みつつ正義のヒーローとしてヒロインを中心に活躍しちゃうストーリィが多いけど、これはいたって普通の人間の男が愛する女の為に悪に立ち向かうってヤツ。まぁ、大道っちゃ大道だけど。
普通の男ったって、はみ出し刑事やら務所帰りの不細工な大男やらスマートでイイ男なんだけど整形の犯罪者って、やっぱり普通じゃない設定。でも人間!
人間……なんだけど、不死身です(;´Д`)
何発も弾丸を浴びてるのに生きてるし、電気椅子2度でも死にません。爆弾で吹っ飛ばされても怪我一つせずです。
そこがアメコミの醍醐味なんだろーねぇ。
そんで、驚くことにこの映画には、脚本が無いんだって!
全編モノクロで、所々に色が入ってる。
例えば、女のドレスと口紅の赤だけ。なのに血は白のまま。
女の見事なブロンドと赤い唇と真紅のシーツ。アップの女の蒼い瞳。
植物人間から生還したけど醜くなってしまった黒幕の息子の黄色い肌と黄色い体液。
まるで、アメコミ誌ですよ。
カラーじゃなく、多色刷りって感じで。
効果だけじゃなく、画面もコミック誌から抜け出したかの様な演出。
風景は描かれた物を使ってるのに、手前で走っている車は本物。でも、まるで静止画に走って見える様な錯覚を見せる漫画的効果をCGで出してる。森の中を走る主人公の姿は、いつも横からの屈み姿勢のシルエットで、コートが不自然な靡き方してんの。
敵の出現や忍び寄る主人公は漫画的な巨大なシルエットで表現されてて、女達は娼婦で美女揃いでほとんど高いピンヒールにボンデージ姿。んで、強い強い!
そんな中で異彩を放ってるのは、イライジャのやった食人者ケビンの白く反射するメガネの姿(黒針ポタって感じ)と、デヴォン青木のやった殺人兵器MIHO。MIHOは着物ドレスに両腰に刀を2本差し、卍の手裏剣と弓をも使って無表情で相手を倒す。すごいよ〜〜〜!
タランティーノがすきそうなゴーゴー夕張並みのステキさです。
加えて、ベニチオ=デル=トロのダメ男(実は優良刑事)ジャッキーのねちっこい気持ちの悪さと死んだ途端に軽快なお喋り(でもねちっこい)具合の可笑しさ!主人公の幻覚幻聴なんだけど、変にウィットに飛んだ喋り具合もあって2人漫才みたい(笑)
アメコミそのままだけあって、全編にはヴァイオレンスと血飛沫満載。
演出や登場人物の面白さはあっても、好き嫌いは分かれそうね。
「グリーン・マイル」でいい人やったマイケル=クラーク=ダンカンが、片目に金の義眼を入れた変態悪役で出てきた時は……あ〜あって思っちゃったもん。
でも
「COOL!」
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TBありがとうございました。
俳優陣が豪華でひとりひとりチェックするのが楽しかったですね〜。
お気に入りはデヴォンとイライジャとジェシカでした♪
次回作では主役級を希望します!
銃で撃たれても、バンソウコウ貼って直すくらいの腕白さが、男には必要ですね。
それから、死んでから口数が多くなる男もどうかと。